分析法の解説
デルタ法
当せん番号を並べたときの隣どうしの差
デルタ法とは
デルタ法は、当せん番号を小さい順に並べ、隣どうしの差(デルタ値)を求めて、その分布を見る方法です。先頭の数字はそのまま(0からの差として)扱います。
たとえば本数字が 6・18・35・37・42・43 なら、デルタ値は 6・12・17・2・5・1 です。合計は必ず最大の数字(43)になります。
全期間の分布を見ると、デルタ値1〜5の小さい差が全体の半分近くを占めます。これは「連番が出やすい」のではなく、43個から6個を選ぶとき、隣どうしの差が小さくなる組み合わせのほうが数として多いためです。
計算方法
- 各回の本数字を昇順に並べます。
- 先頭の数字をデルタ1、2番目−1番目をデルタ2、…、6番目−5番目をデルタ6とします(ロト7は7個、ミニロトは5個)。
- 全回・全位置のデルタ値を集計し、値ごとの出現割合を求めます。
- 理論上の確認:43個から6個を選ぶ組み合わせで、隣どうしの差がすべて2以上になる組み合わせは C(38,6) 通り、全体は C(43,6) 通りです。連番を1組も含まない確率は C(38,6)/C(43,6) ≒ 45.3%、つまり過半数の回に連番が含まれます。
実測データ(ロト6・ロト7・ミニロト)
当サイトが収録している全回の抽せん結果から、ビルド時に集計した現在の値です。 くじ種・期間を切り替えて調べたい場合は分析ラボをご利用ください。
集計対象:ロト6 第1回〜第2,147回(2000年10月5日〜2026年10月19日・2,147回)/ロト7 第1回〜第699回(2013年4月5日〜2026年10月16日・699回)/ミニロト 第1回〜第1,409回(1999年4月13日〜2026年10月20日・1,409回)。本数字のみ。ボーナス数字は含みません。
| デルタ値(隣どうしの差) | 回数 | 割合 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 1,797 | 13.9% | |
| 2 | 1,576 | 12.2% | |
| 3 | 1,415 | 11.0% | |
| 4 | 1,208 | 9.4% | |
| 5 | 1,042 | 8.1% | |
| 6 | 912 | 7.1% | |
| 7 | 782 | 6.1% | |
| 8 | 704 | 5.5% | |
| 9 | 584 | 4.5% | |
| 10 | 519 | 4.0% | |
| 11 | 411 | 3.2% | |
| 12 | 364 | 2.8% | |
| 13 | 293 | 2.3% | |
| 14 | 243 | 1.9% | |
| 15以上 | 1,032 | 8.0% |
連番(デルタ値1)を1組以上含む回は全体の54.4%。理論上、連番を1組も含まない組み合わせの割合は45.3%なので、連番を含む回の理論値は54.7%です。実測と理論がほぼ一致しています。
| デルタ値(隣どうしの差) | 回数 | 割合 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 934 | 19.1% | |
| 2 | 756 | 15.5% | |
| 3 | 654 | 13.4% | |
| 4 | 544 | 11.1% | |
| 5 | 418 | 8.5% | |
| 6 | 326 | 6.7% | |
| 7 | 287 | 5.9% | |
| 8 | 221 | 4.5% | |
| 9 | 171 | 3.5% | |
| 10 | 171 | 3.5% | |
| 11 | 95 | 1.9% | |
| 12 | 72 | 1.5% | |
| 13 | 68 | 1.4% | |
| 14 | 49 | 1.0% | |
| 15以上 | 127 | 2.6% |
連番(デルタ値1)を1組以上含む回は全体の74%。理論上、連番を1組も含まない組み合わせの割合は25.5%なので、連番を含む回の理論値は74.5%です。実測と理論がほぼ一致しています。
| デルタ値(隣どうしの差) | 回数 | 割合 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 1,127 | 16.0% | |
| 2 | 1,003 | 14.2% | |
| 3 | 811 | 11.5% | |
| 4 | 725 | 10.3% | |
| 5 | 630 | 8.9% | |
| 6 | 522 | 7.4% | |
| 7 | 456 | 6.5% | |
| 8 | 353 | 5.0% | |
| 9 | 304 | 4.3% | |
| 10 | 239 | 3.4% | |
| 11 | 233 | 3.3% | |
| 12 | 155 | 2.2% | |
| 13 | 128 | 1.8% | |
| 14 | 105 | 1.5% | |
| 15以上 | 254 | 3.6% |
連番(デルタ値1)を1組以上含む回は全体の52.6%。理論上、連番を1組も含まない組み合わせの割合は47.5%なので、連番を含む回の理論値は52.5%です。実測と理論がほぼ一致しています。
表の読み方
表のデルタ値1の割合が10%を超えていれば、それは連番の多さを表しています。上記の理論値と照らして、偶然どおりかどうかを確かめられます。
デルタ値が大きい(10以上)の割合は小さいですが、6個の数字を43個の範囲に散らすには必ず大きな差がどこかに入ります。
限界と注意
- 宝くじの抽せんは毎回独立していて、過去にどれだけ出たかは次回に各数字が選ばれる確率を変えません。ロト6ならどの数字も毎回 6/43(約14.0%)で選ばれます。ここで示す集計は「過去にこうだった」という記録であり、「次はこうなる」という予測ではありません。
- 「頻出デルタ値から数字を逆算する」という使い方が紹介されることがありますが、デルタ値の分布は組み合わせの数から決まる形であって、次回の数字を絞り込む情報にはなりません。
よくある質問
- Q. デルタ値の分布に合わせて数字を選べば当たりやすいですか?
- A. 当たりやすくはなりません。「分布に合う組み合わせ」は数が多いので、出る回数も多く見えるだけです。1つの組み合わせが当たる確率はどれも同じです。
- Q. 連番はよく出るのですか?
- A. ロト6では過半数の回に少なくとも1組の連番が含まれます。これは組み合わせの数から導かれる理論どおりの結果です。
関連する分析法
出現回数の偏りが偶然の範囲かどうかは、コラム「よく出る数字」は本当にあるのかでも全期間データを使って検証しています。
※当サイトの分析・予想は過去データの集計にもとづく参考情報・エンタメです。当せんを保証するものではありません。
